EXPERIENCE

飛騨産直市そやな

2023/10/30 更新

名物「トマト店長」がおいしい飛騨を全身で紹介する、飛騨の美味しい野菜の専門店。

飛騨で採れた新鮮な野菜や果物の他、山菜や土産品などを扱う「飛騨産直市そやな」。
自然豊かな古川町の道の駅アルプ飛騨古川内に2022年7月にオープンした農産直売所です。

施設名の「そやな」は、飛騨弁で「そうだ」や「そうだね」という共感の感情を表す言葉。
全国から集まった応募のなかから選ばれた名称です。

これまであった旧朝開町農産物直売所の老朽化に伴い、コンセプトや体制を一新し、県外のお客様だけではなく地元の皆さんにも利用していただけるように、新しい場所としてスタートしました。

▲買い物客で賑わう店内のようす
農家さんがその日に持ち寄った朝採れ野菜などを買うことができるので、高品質の農作物はもちろん、形が悪いなどでスーパーでは卸せないB級品のまとめ買いができることも。
ここに来れば、飛騨の広葉樹の森と、そこから生み出されるミネラル分たっぷりの水で育まれた飛騨の美味しい野菜が手に入ります。

▲季節に応じた旬の野菜が勢揃い
野菜は農家さんが自由に持ってこられるもので、農家さんが自由に値付けをし、包装も農家さんがそれぞれ工夫しながら行っているとのこと。
それぞれの個性が自由に表現された売り場の中で自分好みの野菜を探すのは、まるで宝探しのような時間。
農家さんとの繋がりも感じられる売り場です。

▲新鮮な野菜だけではなく、店内には地元で人気の食品やお土産品などもたくさん並びます。

トマトの国から店長業務を研修しに来ている名物の「トマト店長」は、地元で愛される有名人。
店内外で生産者の思いをお客様に届けるローカルタレントとして、ラジオ番組のパーソナリティーも務めています。
どんな作り手がどんな場所で、どんな思いで作ったものなのか、その商品のストーリーまで教えてくれます。
たくさんの野菜の中で何を選んでいいのか迷ってしまったり、野菜の食べ方などを知りたい際なども、ぜひ声をかけてみてください。

店内の物販スペースには、飛騨でとれた広葉樹をふんだんに使って作られた陳列棚やカウンターが設られており、見ているだけでまたここに来たくなるような飛騨の自然を思わせる空間が広がっています。

▲床には飛騨の動物の足跡がたくさん。お子様も楽しめます。

▲山中和紙と広葉樹の木の皮を組み合わせた照明
雪のため飛騨産の野菜が少なくなる冬期も通年営業している「飛騨産直市そやな」。
野菜だけではなく、食品や雑貨などの加工品を扱いながら、飛騨市内につながるような情報発信を行っています。
飛騨ならではの魅力を見つけに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。