
雪深い奥飛騨に伝わる妖怪「雪入道」
飛騨に古くから残る口伝に登場する妖怪、「雪入道」。
目が一つ、足が一本の大入道で、夜に雪が降りしきると夜明け前に雪入道が現れ、足跡を残していくと伝えられています。
それは雪の夜の翌朝、あたり一面真っ白に降り積もった新雪の上に点々と大きな片足の跡が残り、途中でぷっつりと消えているというもの。
飛騨の人々はそれを「雪入道の足跡だ!」と言い、昔から子どもたちを怖がらせてきました。
目が一つ、足が一本の大入道で、夜に雪が降りしきると夜明け前に雪入道が現れ、足跡を残していくと伝えられています。
それは雪の夜の翌朝、あたり一面真っ白に降り積もった新雪の上に点々と大きな片足の跡が残り、途中でぷっつりと消えているというもの。
飛騨の人々はそれを「雪入道の足跡だ!」と言い、昔から子どもたちを怖がらせてきました。
奥井木工舎では、冬期に制作する「有道杓子(うとうしゃくし)」という木杓子作りの際に出るホオノキの木片を利用し、この民話を元にした木彫工芸品を創作されています。
「暮らしにそっと寄り添うものづくり」をコンセプトに、大量生産品ではない、愛着を持てるものづくりを行う奥井さん。
鉈で割ったときに表れる木目や形を活かし、荒々しさの中に素朴な風合いが残るその作風には、奥井さんのものづくりへの想いがしっかりと表れています。
どこか憎めない愛らしい表情も魅力のひとつ。
木肌に触れてその温かみを味わってほしいと、木そのものの風合いを損なわないよう、形の個性を活かした最小限の彩色が施されています。
奥井木工舎の雪入道たちは、家庭や子供の成長を見守る魔除けとして、飛騨高山で馴染みつつある存在となっています。
「暮らしにそっと寄り添うものづくり」をコンセプトに、大量生産品ではない、愛着を持てるものづくりを行う奥井さん。
鉈で割ったときに表れる木目や形を活かし、荒々しさの中に素朴な風合いが残るその作風には、奥井さんのものづくりへの想いがしっかりと表れています。
どこか憎めない愛らしい表情も魅力のひとつ。
木肌に触れてその温かみを味わってほしいと、木そのものの風合いを損なわないよう、形の個性を活かした最小限の彩色が施されています。
奥井木工舎の雪入道たちは、家庭や子供の成長を見守る魔除けとして、飛騨高山で馴染みつつある存在となっています。
雪入道の素材に使われているホオノキは、郷土料理である朴葉味噌や家具や木工品などに使われたりと、飛騨での用途の多い樹木だそう。
樹木を通して、飛騨の人々の暮らしや風土を感じ、豊かな自然の恵みを実感できます。
奥井木工舎の雪入道は「やわい屋」「日下部民藝館」などで購入できます。
是非お店で実物を手にとって、雪入道と出会ってみてください。
樹木を通して、飛騨の人々の暮らしや風土を感じ、豊かな自然の恵みを実感できます。
奥井木工舎の雪入道は「やわい屋」「日下部民藝館」などで購入できます。
是非お店で実物を手にとって、雪入道と出会ってみてください。