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精巧な木地づくりに塗の技。 飛騨春慶塗の艶やかな飴色が語る、受け継がれてきた伝統。

山田春慶店

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伝統×現代 今を生きる飛騨春慶

飛騨高山の伝統的工芸品の一つである「飛騨春慶」。
400年ほど前から伝わる漆器で、自然な木目が持つ素朴な美しさと、透漆塗り特有の透きとおった深い色調が特徴の逸品です。
作品の色目が茶器の名品「飛春慶(ひしゅんけい)の茶入れ」に似ていたことから、「春慶」の名がつけられたと伝えられています。

使えば使うほど色つやが出てくることで鮮やかさが増し、昔から茶道具として重宝され、やがて重箱や盆などの実用品が多く作られるようになりました。

櫻山八幡宮の表参道沿いにある「山田春慶店」では、軽くてお土産にもぴったりな飛騨春慶を製作しており、実際に商品を手に取りながら選ぶことができます。
ここでは伝統工芸である飛騨春慶に現代のセンスをプラスし、手頃な価格のアクセサリーや、新しい色調の飛騨春慶も販売しており、世代を問わず伝統工芸品に触れることができます。
日本三大美祭と言われる”高山祭”が行われる櫻山八幡宮の表参道沿いに店舗があり、周辺は風情のある光景が広がっています。

▲趣のある店構え。店内商品を眺めていると、優しそうな奥様が実際に飛騨春慶を手に取らせてくれるなど、親切に対応していただきました。

▲ショーケース内には、様々な形・色の飛騨春慶が。
店内を見渡すと、その色の豊富さに驚きます。
漆塗りは黒や赤などのイメージが印象的ですが、こちらでは青・緑・紅・黄色などの様々な色が揃います。
これはアクセサリー作りがきっかけで生まれた色たちだそうで、色を重ねたり発色を試したりなど、様々な試行錯誤を経て商品化したとのこと。
長い歴史があっても、山田春慶店の飛騨春慶づくりは常に試行錯誤と共にあることが作品からも伝わってきます。

▲飛騨春慶特有の色味や質感は、素朴でありながらも優雅な美しさをまとっており、他の素材ではなかなか出せない独特の存在感があります。見た目の印象で焼き物に間違えられることもありますが、木でできているためとても軽いのも嬉しいポイント。

物が豊富な現代においては、どれだけ長い歴史があり、こだわりをもって素晴らしい商品を作ったとしても、手にとってもらうことは決して簡単ではなくなっています。
だからこそ工夫を重ねて、色々な方法を試し、今何が求められているのかを追求していく。
山田春慶店では、アクセサリーを入り口として、若い世代が飛騨春慶を手にとる機会が増えてきたそう。
これまで飛騨春慶に触れることのなかった世代がその魅力に気づき、発信し、それを見て訪れる若者も増えているといいます。

長い歴史をもつ職人技が現在まで続いたことはもちろんのこと、企画を行い、その存在を伝えるために情報発信をする人や、消費者に直接魅力を伝える販売員さんなど、様々な人々の関わりを垣間見ることができます。
伝統工芸品が今もこうして現代に息づいているのは、こうした人々による想いの積み重ねなのだと、「山田春慶店」を訪れて気づきました。

店内では様々な飛騨春慶が販売されています。
昔から使われている重箱や、日常的に使える皿やお箸、そして気軽に身につけられるようなアクセサリーなど…実際に手にとって、それぞれの持つ魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

ACCESS INFORMATION

住所 岐阜県高山市大新町1−111

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