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真工藝

2022/12/20 更新

一つひとつの模様デザインにストーリーあり。 独自に開発した木版手染のぬいぐるみは、高山みやげのマストバイ。

飛騨高山の風土に根ざした、温もり感じる民藝品

独自に編み出した木版手染という手法により、どこかぬくもりを感じる色合い豊かなぬいぐるみを製作している真工藝 (しんこうげい) 。
風情のある町家で製作から販売までを行っています。

版木に模様を深く彫り、版画の技術を応用して一枚ずつ丁寧に色をのせて摺るのが特徴。
飛騨高山は昔から木材の産地として知られており、飛騨高山の人々にとっては身近なものとして暮らしの中に版画の存在がありました。
今でも木版画の国際公募展が行われたり、武田由平(たけだよしへい)や守洞春(もりどうしゅん)など、数多くの版画家を輩出しています。

1972年創業の真工藝では、版画皿を主に扱っていました。
そして、先代の奥様が絵更紗(木綿地に染められた染織品)を主とした染色家だったことから、「木版手染」という独自の手法が生み出されました。
木版手染は、布を版木の上においてばれんで摺る、版画と同じ要領で行われます。
季節に応じて染料の色を変えるなど、全く同じ色合いにはならないそう。
出来上がりまで全て手作業で行われるので、自然と現れるにじみやかすれが個性になり、表情がそれぞれ異なるのも魅力のひとつです。
素朴で温かみを感じさせるのも、作り手の愛情から伝わってくるのかもしれません。

▲よーく見るとそれぞれ表情のことなる猫たち。職人さんの手により一つ一つ丁寧に作られています。

十二支シリーズには、それぞれ物語のある縁起の良い意味合いが込められており、素朴な風合いともみ殻の弾力性のある握り心地、また愛らしい表情など、縁起物としてお土産などにも最適。
おとなの十二支とこどもの十二支があり、セットで飾るのもとても可愛い。

干支以外にも、自然豊かな飛騨高山を彷彿とさせる野鳥、魚、雉や馬などがあります。
柔らかくも鮮やかな色彩をまとった存在は、どんな空間にもすっと馴染みます。

飛騨高山の風土に根ざした郷土の民藝品は、私たちの日常に寄り添い小さな喜びを届けてくれます。
ここに来れば手元に置きたくなるようなお気に入りの存在に、きっと出会えるはずです。

ACCESS INFORMATION

住所 岐阜県高山市八軒町1丁目86

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