EXPERIENCE

飛騨高山まちの体験交流館

2022/12/23 更新

飛騨高山ならではの匠の技や歴史・文化を体験、目撃しよう!

飛騨の匠の技や歴史・文化を体験!

高山市民や観光客の交流、そして伝統文化や地場産業の振興を図る拠点となることを目的とし、平成30年7月にオープンした「飛騨高山まちの体験交流館」。
古い町並からほど近く、高山駅からは歩いて15分ほどの場所にある入場無料の施設です。
伝統的建造物群保存地区内の旧森邸や蔵などの歴史的価値のある建物を活用しており、飛騨高山の伝統工芸である一位一刀彫や有道しゃくしなどの実演、さるぼぼ作りや組紐体験など、飛騨ならではの多様な体験がたくさん行われています。

高山市民がお茶会や研修・イベントなどに利用出来るよう有料または無料でスペースの貸し出しを行っており、定期的に催しが開催されています。また、観光客にとっては観光案内所としても開かれた場所です。

今回は、こちらの「さるぼぼ作り」を体験してきました。

▲飛騨高山地方のお土産として人気の「さるぼぼ」
”災いや病が去る”や、”猿のように子沢山に”などの願いが込められた伝統的なお守りとして知られる「さるぼぼ」。
”ぼぼ”が飛騨弁で赤ちゃんという意味で、さるのあかちゃんの意味を持ちます。

人形の色と腹当ての色を選び、腹当てをお腹に貼り付けて、ペンで好きな文字を書きます。

優しく丁寧なスタッフさんのサポートがあるので、小学生でも楽しむことが出来るのが嬉しいところ。
完成後は「さるぼぼ教室修了証」ももらえますよ。

実演・体験内容は日によって異なるので、ご注意を。
15分〜出来る簡単なものから、所要時間1時間程度の本格的なものまで。
その日に出来る体験内容は、入り口の看板に詳細が書いてあります。

大ヒット映画で印象的なシーンのひとつである「くみひだ」と言われる組紐。
10色の中から色を選び、飛騨高山の銘木を使用した「丸台」を使い、オリジナルの伝統的な組紐を作ることができます。
春と秋にはきもの着付け体験も開催。
また、旧森家醤油蔵を活用した「Cafe TAKAYAMA TERRACE」も併設されており、散策途中の休憩場所としてもぴったり。
隣接する「飛騨高山まちの博物館」とともに、高山の町歩きに組み込んでみてもいいかもしれません。
伝統文化を通し、高山に住む人々と観光客が触れ合い、文化の魅力を知ることができる施設。初めて高山を訪れたかたも、より高山を知りたいという方も是非訪れてみてほしい施設。気軽に立ち寄れる開かれた場所なので、是非足を運んでみてはいかがでしょう。

ACCESS INFORMATION

住所 岐阜県高山市上一之町35−1

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