EXPERIENCE

下呂発 温泉博物館

2022/12/23 更新

知る温泉。各地の温泉のいろいろな知識が下呂温泉の旅を充実させてくれます。

下呂温泉の旅を充実させる、各地の温泉の知識

下呂温泉街のほぼ中央あたり、道を挟んでの駐車場や鷺の足湯の近くに、地元の木材を使用した蔵造り風の外観が印象的な建物があります。
温泉を科学と文化の両面から紹介する、全国でも珍しい温泉専門の博物館「下呂発 温泉博物館」は、温泉の湧き出すしくみや、泉質、効能などを紹介し、また、歴史から見た温泉や温泉の発見伝説、江戸末期から明治の温泉番付などの興味深い資料の数々を温泉の文化として紹介しています。

温泉関連資料や温泉見本が沢山あり、温泉に関する資料は下呂に限定することなく広く収集展示し、『足湯』や『歩行浴』などの癒しのコーナーも併設しています。
湯の花を触ったり、温泉の塩分やphを調べることが出来る体験コーナーなどもあり、コアな温泉マニアの方はもちろん、旅行好きな方やお子さまにもおすすめの、楽しみながら温泉の魅力を学べる施設です。
「日本三名泉」にまつわるハガキサイズの浮世絵版画も作れるので、ちょっとした思い出作りにももってこい。
▲日本全国や海外の温泉の情報もあり、思わず他の温泉地にもいってみたくなりました。
下呂温泉についても、貴重な写真や資料、ジオラマなどで詳しく紹介されているので、下呂温泉に来た際は真っ先に訪れると、より学びや気づきが増えるかも知れません。

▲入館者専用の”薬師の足湯”は、川石を敷いた温泉の槽と冷水の槽を4周ほど歩くと、足がつるつるになると話題のスポット。是非試してみたいですね。
下呂温泉の源泉の多くがアルカリ性単純温泉のため、入浴すると肌がつるつるするのが特徴です。
また、ほのかに硫化水素臭があり、漂う香りは温泉情緒を醸し出しています。

現代では、蛇口からお湯が出てくることは当たり前のこと。
しかし、昔は温かいお湯をつくりだすのは一苦労なことでした。
そんな時代において、自然に熱いお湯が湧き出す「温泉」という存在は、今以上に特別だったに違いありません。
そんな温泉がどこで湧き出し、どのように浴槽まで運ばれてくるのか、温泉という自然現象を見つめ直すきっかけを「下呂発 温泉博物館」で、つくってみてはいかがでしょう。

ACCESS INFORMATION

住所 岐阜県下呂市湯之島543−2

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