毎朝6時開店のうどん店は地元の人の第二の食卓。味はもちろん、ご亭主の人柄も愛される理由。

高山市民の第二の食卓

早朝６時から営業している、地元では知らない人はいないという高山市民御用達のうどん店「新井こう平製麺所」。
多い日には１日１０００人ほどが訪れる人気店です。
開店前には、店の前にはちらほらとお客さんが並ぶ姿も見られました。
多い日には、３０人ほどの行列ができるのだそう。

主なメニューはうどん・きしめん・そば。
そこにそれぞれトッピングのかき揚げと玉子（固ゆで・半熟・生）を加えるという至ってシンプルなもの。
麺の量は０．５玉ずつ増やせるので、胃袋と相談しながら食べられるのがうれしい。
高山の中心地から少し離れたところに店があるため、店内には観光客よりも地元の人々の姿が多く見られます。

▲つゆの濃さは店内に置いてある出汁で調整できるので、好みに応じて薄めてみるのもあり。

▲お店の前と横、向かいには駐車場がたくさん完備されているのも嬉しい。

店に到着したら、券売機で好きなメニューを選んでカウンターへ。
すると、トッピングの細かい仕様を聞かれます。（ネギやかつおぶしの有無など）
2玉以上から「まじり」というきしめんまたはそばとのミックスも注文が可能。
最後にかけ・かま揚げを選べばあとは完成をまつだけ！

味は、いりこベースのだしに、しょう油で作った「かえし」を加えた深い色の濃いスープが癖になる味わいです。
初めは辛く感じる方もいるかも知れませんが、不思議と食べすすめるうちに慣れてしまうおいしさ。
漬物文化が発達している高山ならではの、コクのある濃いめの味です。

味はもちろん、コスパの良さと地元客で賑わうローカルな雰囲気が最高。
高山に来たら一度は味わいたいソウルフードです。